11/12 37日め 象潟→酒田

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「白瀬記念館」や蚶満寺など余裕をもって見ながら歩いた1日。芭蕉が「うらむがごとし」と著した象潟は、降りそうな天候のせいか確かにもの悲しい雰囲気だった。

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11/12 37日め 象潟→酒田 34km 雨一時曇

これだけ長い旅だから晴れる日もあれば降る日もあるさ、と思っていたけど、今日の雨はさすがに頭に来た!

というのも、週間予報でも前日の予報でも今日は「晴時々曇」か「曇時々晴」だったのに、ほぼ一日中降られたからだ。しかも、良い天気を見込んで、今日は気持ちよく30km以上歩けるんだ!と思って楽しみにしていただけに、とにかく頭に来まくりの1日だった。もう最悪。

結局1日の半分以上は雨に降られていたわけだが、「ところにより一時雨」でこんなに降られるかよ!という感じ。おかげで鳥海山はほとんど見えず、朝、象潟で少し冠雪部分を見たのが最後になってしまった。

降り出したのは2セットめに「奥の細道」を歩いている頃から。気持ちよく「奥の細道」を歩いていると、突然ふくらはぎに激しい痛みが! しばらく歩いても治らず、どうやら軽い肉離れだったようだ。湿布をして歩いたらだいぶ良かった。やはり湿布は切らしてはいけないと思った。4セットで吹浦駅。先に何もないのでここで昼食をとった。

午後も結構降られた。たぶん鳥海山に西風があたって降った雨なのではないかと考えた。最終セットは雨の夜間歩行、おまけに歩道なし、という危険極まりない歩行だった。今日は雨のことばかり。明日は気持ちよく歩けることを願う。