歩き旅

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歩きをメインとする旅、それが「歩き旅」。一日中歩くハードなものから町歩きのようなソフトなものまで、自分に合った歩き旅のスタイルを見つけましょう。

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What's 歩き旅?

本サイトの提唱する「歩き旅」とは、歩くことを中心に楽しむ旅のことです。ただし、歩き旅といっても距離や日数によって様々な形があり、まさに旅の数だけスタイルがあると言えます。

長距離を何日にもわたって歩く歩き旅は、「徒歩旅行」や「徒歩旅」とも呼ばれます。一般的に「歩き旅」と聞くと、このような長距離移動を伴うスタイルを指すことが多いようです。なお、Wikipediaの項目名も「徒歩旅行」です。

中距離を短い日数で歩く歩き旅は、時間があまり取れない方でも挑戦しやすい旅です。30~40kmほどであれば日帰りでも歩けますし、2~3日程度なら多少脚が疲れても歩き切れることが多いため、「少し頑張ってみたい」という方にも向いています。

短距離の歩き旅もお勧めです。ハイキングコースや街歩きのようなルートなら日帰りで十分に楽しめ、数時間から半日程度とコースの長さも選びやすいため、初心者にも取り組みやすいスタイルです。

長距離の歩き旅

長距離の歩き旅は「徒歩旅行」「徒歩旅」「長距離トレイル」など様々な呼び方がありますが、まだ一般的とはいえず、名称が統一されていないのが現状です。そして、長距離の歩き旅は、辛く苦しい時間が大半を占めると言ってもいいほど、とても過酷なものでもあります。

毎年、宗谷岬から佐多岬を目指して(あるいはその逆方向で)旅立つ徒歩旅行者がいるそうですが、スタートしてわずか2~3日で、あまりの辛さや脚を中心とした故障によってリタイアする人が多いと聞きます。

また、私の友人で、汽車・自動車・バイク・自転車・徒歩と様々な旅を経験した人がいますが、その友人いわく「いろいろな旅をしたけれど、歩く旅ほどキツイものはなかった」とのことです。

しかし、その分、歩ききったときの達成感は格別です。私の場合は、一週間で約200kmというペースを基本にしていましたが、ゴールに到着した日の宿で飲むビールは、何ものにも代えがたい最高の一杯でした。

短距離の歩き旅

短距離の歩き旅は、最も気軽に楽しめる歩き旅のスタイルです。

気軽に参加できるものとしては、鉄道各社が企画しているウォーキングイベントやコースがあります。JR東日本の「駅からハイキング」やJR西日本の「DISCOVER WESTハイキング」などが代表的で、私鉄各社でも同様の取り組みが行われています。

これらは駅を起終点として設定されているため参加しやすく、コースも多彩です。距離や起伏によってレベル分けがされている場合もあり、地元ガイドが同行したり、参加でポイントがたまるといった工夫も見られます。

ただし、雨や雪、強風の日、あるいは特別に暑い日や寒い日は避けた方が無難です。無理をして歩くと、「もう二度と歩き旅なんかするもんか」という気持ちになること請け合いです。

さて、自分に合った歩き旅のスタイルは見つけられそうでしょうか。本サイトのコンテンツを通して、少しでも多くの方に歩き旅に興味を持っていただければ幸いです。