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「日本を端から端まで歩いてみたい」−そう思い始めたきっかけは,イギリス人のアラン・ブースという方が書いた『ニッポン縦断日記』(原題”THE
ROAD TO SATA”)という本でした。
この本は,著者が宗谷岬から佐多岬まで,自分の脚で日本縦断をした道中のことを記した本ですが,この本でそのような歩き旅も可能なのだということを知り,自分も歩いて日本縦断をしてみたいと思うようになったのです。
このようにスタートした日本縦断歩き旅だったので,そこに複雑な動機や目的はありませんでした。私の動機はただ一つ「日本を歩きたかったから」,そして目的もただ一つ「日本を北から南まで歩くこと」でした。
目的をこの一つのみにした理由は,私が自分のぺ一スで歩き旅をしている場合,その土地の自然や人々と触れ合ったり,自分自身への挑戦といったようなことは自ずからついてくるものと,今までの経験から知っていたからです。
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