ペースをつくる

自分の歩きのペースを知り、それを守って歩くことが長距離を歩き切る秘訣です。朝イチの歩きで、歩くペースをしっかりつくりましょう。
ペースは朝イチにつくる
長距離を歩くときは、マラソンと同じように一定のペースで歩く方が疲れにくくなります。歩く速さが頻繁に変わると、その分、身体への負担も大きくなります。
歩くペースは人それぞれですが、その日の体調や天候にも左右されます。自然にペースが整うのを待つ方法もありますが、一日に歩く距離との兼ね合いもあるため、自分で意識してペースをつくることをお勧めします。
その日のペースを決めるのは、朝の歩き始めです。極端に言えば、最初の30分から1時間の歩く速さが、その日一日のペースになります。朝は眠くても、ペースをつくるつもりで意識して歩き始めましょう。
自分にあったペースで
私の歩く速さは、50分で4~5kmほどです。速過ぎず遅過ぎない、標準的なペースだと思います。私は普段からこのペースを意識して歩いているため、体調が悪い日は、このペースを維持できないことで体調の変化に気付くことができます。
歩くペースやリズムは、年齢や体力など、さまざまな要因によって異なります。そのため、「この速さが理想」という基準はありません。自分に無理のないペースとリズムを見つけ、それを守って歩くことが、長距離を歩き切る秘訣です。
また、ペースを管理するためには、「どれくらいの時間で、どれくらいの距離を歩いたか」を把握することが大切です。地図と時計だけでも十分ですが、GPSランニングウォッチなどを使うと、より正確にペースを管理できます。詳しくは、デジタルとつきあう>GPS機器のページも参考にしてください。
オーバーペース・スローペース
どれだけペースを意識して歩いていても、オーバーペースになったり、逆にスローペースになったりすることはあります。そのようなときは、できるだけ原因を見極め、早めに対処することが大切です。
特に注意したいのはオーバーペースです。オーバーペースの分だけ脚には大きな負担がかかり、故障の原因になりやすくなります。時間に追われて焦っているときや、危険な道、雨の中を歩いていて気持ちが急いているときなどは要注意です。一度落ち着いて、自分本来のペースを取り戻すよう心掛けましょう。
一方、スローペースになった場合は、道路状況などの外的要因によるものなのか、それとも体調などの内的要因によるものなのかを見極めることが大切です。ただし、時間に余裕があるのであれば、多少ペースが落ちても気にする必要はありません。焦らず、自分のペースで歩き続けましょう。
