荷物

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荷物は軽ければ軽いだけ、歩き旅は楽になります。迷ったものは持っていかず、できる限り荷物を減らす努力をしましょう。

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荷物の基本

結論から述べます。「荷物は軽い者勝ち」です。この言葉は、私がよく集団で歩いていたときに誰もが言っていた言葉です。

背負って歩く荷物は、軽ければ軽い程良いことは言うまでもありません。だからといって、全く実用一辺倒というのもつまらないと思います。遊ぶものも持っていきたいときもあるでしょう。

一番良いのは、「自分が背負って楽に歩ける限界の重さ」を知ることです。私は今までの経験から言うと、ザックに詰めた状態で11.5kgです。これは人によって違いますが、体重47kg程度の私にとっては、これが限界です。

こればかりは個人差が大きいので、何回か歩きながらつかんでみるようにしてください。

荷物を減らそう

荷物を減らすのは大変な作業です。要は旅先で日常と同じ生活をしようと思わなければいくらでも減らせる訳ですが、その決断が難しいところです。

減らし方の第一歩は、「迷ったものは持っていかない」ことです。初心者ほど荷物が多くなりがちなので、厳選に厳選を重ねるつもりで選びましょう。

また、日本全国にコンビニがある時代なので、どうしても必要になったら現地調達するというのもいい方法ではないかと思います。同じ宿に帰ってくる歩き旅なら、必要な分だけ背負って出かけるようにしましょう。

なお、私の歩き旅の荷物(装備)については、以下に写真付きで載せておくのでご参考に。

   日本縦断→「装備」   縦断復路→「装備」   横断十連→「装備」

荷物の減らし方

極論を言えば、荷物は1gでも軽い方がベターです。私が1回目の日本縦断をしたとき、どうやって1gでも減らそうと努力したかを記しておくので参考にしてください。

室内着(ジャージ)は、店にはかりを持って行き、一番軽いものを買いました。ひげそりは電動をやめて剃刀にしました。肌着類は3組だけで、毎日洗濯をするようにしました。消しゴムは半分に切り、赤鉛筆は半分まで削りました。

ガイドブックは必要な箇所だけ両面コピーし、使い終わったら捨てました。まだ銀塩カメラだったため、フィルムは撮り終わったら自宅に送り、必要な分は買い足していきました。シャンプーはボディシャンプーと兼用できるものとし、節約して使うようにしました。

「そこまでするか」と思うかも知れませんが、ここまでしても荷物は軽い方がよいのです。