10/6 10日め 雄冬→濃昼

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雄冬から海岸線を濃昼まで。途中、生まれて初めて水平線に沈む夕陽を見る。線香花火の玉がゆっくり水の中に沈むという感じで見事! 今日の宿はバス停。冷え込みが怖い。

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10/6 10日め 雄冬→濃昼 36km 晴

昨日の宿のおばちゃんは、話してみるととっても良い人だったが、やはり物欲というか金欲が強すぎてちょっと嫌だった。結局とられなかったが、宿泊料に¥180の消費税をプラスされたときには全くあきれてしまった。さっさと7:20に出発。

雄冬岬は緩やかなカーブで、表示も何もなかったので、あぁここがそうなのかな、という程度。関所なんて作らないで岬を整備すればいいのに…と思った。最初の方は長いトンネルが連続していて恐怖だった。特にガマタトンネルは2kmもあった…が、実はトンネルが嫌なのは交通量の多さだということがわかった。あまり車が通らないトンネルはそんなに辛くなかった。

幌という集落ではコンビニみたいなところでシャッセというジュースを飲む。文明社会に戻った気がした。5セット歩いて川下という集落で昼食。その先の柏木で夜の弁当を買い込んで歩き出す。

午後のセットは長めで、アップダウンも結構ありキツかった。最終セットの途中で太陽が水平線に沈みそうだったので、ちょうど良さそうな所で立ち止まって眺める。初めて雲にじゃまされずに水平線に沈む夕陽を見ることができた。線香花火の玉がゆっくりと水の中に沈むという感じだった。しかし、円が半円になり、だんだん沈んでいくというのは見事だった。羽幌-天売間に乗った高速船の横に描いてあった太陽の絵を思い出した。

今は濃昼のバス停。すでに結構冷えてきている。明日の明け方の冷え込みが恐怖だ。あと2日で札幌だ!