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この日も予想通り散々雪に苦しめられる。雪は降り始めから積もった雪が解けきるまで,順番に様々な方法で歩き旅を妨害してくれる。
まず降り始めは寒い。北国ではよく「雪が降ってしまえば暖かい」と言うが,それは降り積もった後の話で,降っている最中,特に降り始めはとにかく寒い。この日の富山の最高気温は3℃だった。
そして積もってきた頃からはものすごく歩きづらい。積もった雪の上を歩くとなるとズポズポはまるし,おまけにズルズルすべる。はっきり言って無駄な体力と筋力を使うこととなる。
そして雪が少し解け出して自動車がいつもの速度で走り出す頃になると,自動車による「泥はね」や「雪(水)はね」がひどくなる。雨の日に幹線道路を歩いていると轍にたまった水をトラックなどがはね上げていき,冗談じゃなく頭から水をひっかぶることがあるが,雪はその比ではない。
このように,雪というものは一度降ると完全にその雪が解けきるまでずっと悩まされ続けなければならない,歩き旅にとっては大変厄介なものなのである。
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