先日の４月27日に南東北地方を日帰りで歩いて来ました。コースは新潟県新潟市（新潟駅）→同県阿賀町（三川駅）、距離は約42km、所要時間は約11時間半でした。今回の歩行も横断十連の一環です。

４月後半にしては暑いぐらいの天気のもと、新潟駅から阿賀野川沿いに南下して三川駅を目指しました。新潟は駅も都市も大きくて歩きづらいだろうと思っていましたが、意外とコンパクトで順調に歩き始められました。

ただ、田んぼの中の農道が舗装された道を歩いた関係で、しばらく道なりと思って歩いているといつの間にかミスコース、ということを３回位繰り返して気分的に焦りました。途中からは地図上の場所もロストし、Google Mapに頼って歩きました。

午後はカープ戦のデーゲームを聞きながら歩き、カープの勝利と共に無事ゴールしました。ゴール後に時間の余裕があったので、汗の服を着替えてすっきりできたのも良かったです。

このコースは、正月などに２泊３日が取れそうもないので、先に１日分を歩いた形でした。残りの道のりを喜多方までを歩くのが今から楽しみです。

先日の３月27日に、妻と２人で中山道は木曽路を歩いてきました。コースは、馬籠宿→妻籠宿の約９kmで、観光もしながら歩いたため、時間は５時間ほどかかりました。

この馬籠宿～妻籠宿のコースは、まだ本格的に一人の歩き旅を始める前から一度歩いてみたかった念願のルートでした。ますは名古屋・中津川経由で馬籠宿に行き、観光と昼食後に妻籠に向けて歩き始めました。馬籠は坂の途中にある珍しい宿場町でしたが、観光地感が強くやや興醒めでした。

歩き始めてしばらくは馬籠峠に向かって上りが続き、結構疲れましたが、峠を過ぎてからは下りとなり、良い天気のもと楽しく歩けました。途中の茶屋でもそうでしたが、とにかく今回は外国人の姿が目立ち、日本人の方が遥かに少ないという状況でした。後から調べてみたら、どうやらこのコースが外国で紹介され、大人気となっているようでした。

ゴールの妻籠は昔の町並みがよく残っていて、落ち着いた雰囲気で気に入りましたが、最後は中津川行きのバスが外国人観光客が多すぎて満員すし詰め状態で、オーバーツーリズムを身をもって体験することとなり疲れ果てました。