目指す歩き

歩くこと自体を楽しめる歩き旅が理想ですが、現実はなかなか厳しいです。そのために、距離を調節しながらゆとりをもって歩きたいと思っています。
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旅のスタイル

電車や車で旅をする人の中には、電車や車での移動自体を「旅」として楽しむ人も少なくないようです。私も鉄道少年の頃は、電車に乗ること自体を目的として旅をしていた時代もありました。

もちろん、移動は移動として単なる手段で、目的は現地で何かをする旅のスタイルの方が多いと思いますが、歩き旅はやはり移動自体を楽しむタイプになるのではないかと思っています。

「歩く」こと自体を楽しむ

歩き旅は、歩くこと自体が目的であり、その場所に到着することは主たる目的ではありません。それが目的ならば、電車や車、飛行機などで真っ直ぐ行ってしまえば良いことです。それをわざわざ歩いて行く訳ですから、歩くこと自体に意味があるのです。

だからこそ、私は、歩くこと自体を楽しみたいといつも思っています。「歩くことが好きで歩き旅をしているのだから、歩くこと自体が楽しいのでは?」という疑問は当然あるでしょうが、実はそうではありません。

長距離になればなるほど、歩くこと自体は肉体的にも精神的にも辛いものとなります。その結果、いつの間にか歩くことは目的ではなく、目的地に着くための手段に過ぎなくなっていることがよくあります。

ゆとりをもって

歩くこと自体を楽しむために最も有効な方法は、ゆとりをもって歩くということです。そのためには、一日に歩く距離を調節し、天候に合わせて無理なく歩くことが必要です。

日本縦断歩き旅では1日平均30kmを歩きましたが、これは1日の距離としてはそれほど長くはありません。しかしなぜ30kmにしたかと言えば、あまり長い距離を歩くと、ゆとりをもって歩けなくなることが今までの経験からわかっていたからです。

歩き旅は1日の移動距離が限られてしまうので、そのこと自体がストレスとなり、つい距離を伸ばしたい衝動に駆られることがよくあります。でも、歩くこと自体を楽しむために、距離を意識して押さえつつ、これからも楽しく歩く歩き旅をめざしたいと思っています。